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canって「できる」って意味は分かるけど、“助動詞”ってなんなん?

こんにちは。個別数学院エーグッドの塾長、川西です。
今回のテーマは、英語でまたまた生徒がつまずく“あの言葉”です。

それが――
助動詞(じょどうし)can。

「canって“できる”って意味やん」まではいいとして…

英語の授業で「can」が出てきたとき、子どもたちの反応はこうです。

「あ、これ知ってる!canって“〜できる”って意味やろ?」
「I can swim. 泳げます、やろ?いけるいける。」

でも先生が次の瞬間、こう言います。

「このcanは“助動詞”といって、動詞を助ける働きがあるんです〜」
「助動詞のときは動詞の原形を使います〜」
「疑問文にするときはcanを前に出しましょう〜」

…はい、生徒の目が遠くを見つめはじめます。

用語にやられる子、続出。

英語が苦手な子の多くは、日本語の文法用語そのものが???です。

  • 「助動詞って、何を助けるん…?」
  • 「動詞の“原形”って何?ポケモンで言う“進化前”みたいなもん?」
  • 「助動詞ってことは“主動詞”もあるん?どっちがエライん?」

言葉の意味があいまいなまま、ルールだけ押しつけられても、頭の中は大混乱です。

わかること → おもしろい!に変える授業

当塾では、こうした用語の壁もちゃんと取り払います。
たとえばこんな感じで説明します。

🧠「“助動詞”ってのは、“動詞を助ける”って意味。
“can”があると、後ろの動詞は“原形”ってルールがあるけど、
原形ってのは、“変化する前の基本の形”。つまり、“素の動詞”やな。」

🥋「I can swim. の swim は、助動詞canのあとやから“泳ぐ”の原形やで。
“泳げる”にしたいからって、swims や swimming にしちゃダメやで〜」

🤔「日本語に直すと“〜できる”って訳すけど、
英語では“can+動詞の原形”っていうペアで覚えるのがコツ!」

このように、ルールよりも“意味”や“イメージ”をしっかりつかませる。
それが、英語嫌いを救う第一歩です。

次回は…

「動詞の原形」ってつまり何?――変身前の“素の姿”ってどういうこと?
をテーマに、さらに深掘りしていきます!

次回もお楽しみに!

2025年7月25日

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