え、goの過去形がwentって誰が決めたん⁉――中学生が過去形で迷子になる理由。
こんにちは。個別数学院エーグッドの塾長、川西です。
今回のテーマは、
「え、goの過去形がwentって誰が決めたん⁉」――中学生が過去形で迷子になる理由。
中学英語で次に待ち構えている“つまずきゾーン”が、
そう――「過去形」です。
教科書では
- play → played
- watch → watched
など、「最後にedをつける」というルールが出てきて、
「お、簡単やん!」と最初はみんなホッとします。
でもその後、こうなるんです。
- go → went
- eat → ate
- buy → bought
生徒の顔が一斉にフリーズします。
「え?goはgoedちゃうん?」
「なんで形がこんなに変わるん⁉」
「これ、覚えるしかないん?納得いかんわ〜!」
そうなんです。
ここで出てくるのが、英語で言うところの
「不規則動詞(ふきそくどうし)」
ところがその説明がまたザックリすぎて…
「これは規則じゃなくて不規則だから、丸ごと覚えようね〜」
「使ってるうちに慣れますよ〜」
それ、納得せずに覚えろって言ってるのと同じです。
理屈も背景もわからないままでは、記憶には残りません。
英語が苦手な子ほど、
「なぜ?」が置き去りになったまま、混乱して自信をなくしていきます。
そこで当塾では、
「不規則動詞」を“どうやって覚えるか”という工夫に力を入れています。
具体的には、
「よく使う不規則動詞ベスト20」をランキング形式で発表し、
頻出順に覚える“優先順位”を明確化。
さらに、1語ずつ“例文”や“使い方のシーン”も紹介して、
「覚えやすい状況」を意図的につくり出しています。
ただ丸暗記するのではなく、
使い方・場面・意味がつながって理解できることが、
「記憶に残る」ポイントなんです。
英語が苦手なお子さまでも大丈夫。
「覚え方」から一緒に考える授業を行っています。
次回のテーマは、
「canって“できる”って意味はわかるけど、助動詞ってなに?」
2025年7月20日